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九州地方の北部または西部に位置している。 佐賀県本土は九州に含まれる。北東部は脊振山地が福岡県との県境をなし、南東部は福岡県側まで続く筑紫平野(佐賀平野)が大部分を占める。東松浦半島から多良岳山系にかけての県西部は溶岩台地と緩やかな丘陵地により構成されている。
北東部の脊振山地はスギが大半を占める人工林で、林業が主要産業となっている。現在の唐津市南部や多久市周辺の丘陵地帯では石炭採掘がかつて盛んであったが、今では跡が残るだけである。南東部の佐賀平野は稲作を中心とした穀倉地帯で、各種農産物が生産されるが、近年は農産物の種類が変わってきている。県西部は温帯林と田畑が交互に連なり、各地域の特徴にあわせたさまざまな産業形態が見られる。 県南部の多良岳が活動していない火山であるほかは、県内に火山はない。しかし、各地に多数の温泉が点在し、保養地・観光地となっている。地震の被害を受けることは比較的少ないが、梅雨などの大雨による洪水、台風の被害は多い。
韓国など東アジア地域に比較的近いが、海上輸送は旅客では博多港や北九州港、長崎港などに押されてほとんど発展していない。貨物は伊万里港が九州3位のコンテナ取扱量となっている。陸上輸送については鳥栖市など県東部は高速道路網・鉄道網の分岐点となっており、九州での陸上輸送の要となっているが、有明海沿岸や玄界灘沿岸などは長距離輸送や都市間交通が依然整備途上である。空中輸送では1998年に開港した佐賀空港が使用されているが、旅客では近隣の福岡空港や長崎空港に比べ便数などの面で大きく差を開けられている。
佐賀市は、佐賀県の県庁所在地で、同県最大の人口を擁する市である。 佐賀県の経済・行政の中心地で、市街地は平坦な佐賀平野の中心地にある。秋には嘉瀬川河川敷を中心に佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催され、100万人近くの観光客が訪れるバルーンの街として賑わう。